en

KSKロールオーバーの草案に関する発表

1 February 2018

Matt LarsonMatt Larson, VP, Research

In addition to the U.N. six languages, this content is also available in

ICANNでは現在、KSKロールオーバー作業の草案 [PDF, 93 KB] に関するパブリックコメントを募集しています。募集期間は2018年4月1日までで、皆様からのご意見をお待ちしております。

本草案では、できる限り多くのリゾルバオペレータに通知し、RFC 8145トラストアンカーレポートデータの所見を公開するため、ルートゾーンKSKのロールオーバーを当初の予定よりも1年遅れの2018年10月11日に実施するとしています。詳細については、本草案をご覧ください。

プエルトリコで開催予定のICANN61でも本草案に関する議論を行い、更なる意見を伺いたいと考えています。

ICANNは、昨年12月にルートKSKロールオーバー作業の再開を発表しましたが、本草案はこの内容に基づくものです。この発表で説明したように、ICANNでは、ロールオーバーに対応できていないDNSリゾルバオペレータの追跡を行ってきました。

これらのリゾルバがRFC 8145に記述されているプロトコルを使用した場合、新しいKSK(KSK-2017)ではなく、現行のKSK(KSK-2010)でのみトラストアンカーの構成がルートサーバーに報告されます。

12月の発表でお伝えしたように、オペレーターへの通知は容易ではなく、連絡が取れたオペレーターの話を聞くと、様々な原因でリゾルバの対応が遅れていることが判明しました。

この調査結果からは特定の原因を回避するための対策やガイドラインを提示することができませんでした。このため、ルートKSKロールオーバー作業の展開基準に関する意見をコミュニティから求めることにしました。

12月の発表以降、関係するコミュニティメンバーの間で議論を重ねました。この議論を通じ、ルートKSKロールオーバーの影響を受けるユーザー数が把握できれば今後のKSKロールオーバー作業に役立つことは間違いないが、この数を正確に把握する方法はないという結論に達しました。

このため、ICANNが引き続きロールオーバーの周知に努め、適切な時期にルートゾーンKSKのロールオーバーを実施することで合意しました。

ICANNでは、今後もコミュニティと協力しながら、ルートゾーンKSKのロールオーバー作業を進めてまいります。

Matt Larson
Matt Larson
VP, Research

Matt Larson

Read biographyRead biography