高速追跡 RSEP プロセスと標準認証言語
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高速追跡 RSEP プロセス
RSEP プロセスを通じてレジストリオペレータが一般的に要求する特定のレジストリサービスは、標準化された認証言語（一般的にレジストリ契約（RA）修正）になります。これらのサービスのいくつかについて、ICANN 組織は、高速追跡 RSEP プロセス向けに簡易 RSEP 要求フォームを作成しています。このページでは、高速追跡 RSEP プロセスで利用できるサービスを紹介しています。
このウェブページは、この説明に適合する追加サービスがあった場合、適宜更新されます。なお、この IDN サービスは、標準化された認証言語を使用します。詳細については、IDN サービスのリクエストページを参照してください。
高速追跡 RSEP プロセス
高速追跡 RSEP プロセスは、レジストリオペレータが指定された認証言語を（一般的に RA への修正として）修正なしで使用する RSEP プロセスの簡約バージョンです。高速追跡 RSEP 要求は、提出から認証まで、標準 RSEP 要求より短いプロセス期間にすることを目的としています。
レジストリオペレータが高速追跡 RSEP 要求の認証言語の修正を希望する場合は、標準 RSEP 要求として提出しなければなりません。レジストリオペレータは命名サービスポータルケースにコメントを提出することで、RSEP 要求を随時撤回することができるものとします。
高速追跡 RSEP プロセスには、四（4）つのフェーズがあります。
- 高速追跡 RSEP 要求の提出 –「RSEP 高速追跡–[サービス名]」の名称で 命名サービスポータルに記載されます。各ステップに従って、(a) 提案されたサービスを確認する、(b) 標準化された認証言語を確認する、(c) 標準の競争に関する質問に答える、(d) および署名情報を提供する（当局に連絡して RA への修正を執行する）ことです。
- ICANN 組織完全性チェック（予定所要期間：5 暦日） – 要求は、レジストリオペレータがフォームのすべての必須フィールドに完全に回答した場合に完全とみなされます。このフェーズでは、RSEP 要求は発行されません。
- ICANN 審査 (予定所要期間：12 暦日) - 要求が ICANN 審査に移行するとすぐ、RSEP プロセスウェブページで発行されます。ICANN 組織は、提案されたサービスについて、重大なセキュリティ、安定性または競争上の問題がないかを審査して裁定します。ICANN 審査終了時、ICANN 組織は、レジストリオペレータに、提案されたサービスに関する予備的決定を通知します。
- 提案されたサービスにより、重大な機能のプロバイダの変更も必要となる場合（RA 仕様書10、セクション 6に記載）、ICANN 組織は、RSEP 要求が承認されたら、レジストリオペレータに対して、 重要下請委託 (MSA) 変更要求 の提出が必要であることを通知します(例: プロキシとあわせて、適用法に基づく登録の検証)。
- 裁定と最終処理 (このフェーズ開始の予定所要期間：5 暦日) – ICANN 審査後に承認された場合、ICANN 組織は、5 暦日以内に認証プロセスを開始します（RA 修正を執行するか、自由デプロイ証書を発行する）。裁定と認証は、RSEP プロセスウェブページで発行されます。
高速追跡 RSEP プロセスは、以下のサービスについて利用できます。
| サービス名 | 説明 | 事前承認済 RA 修正言語 |
|---|---|---|
部分ポートフォリオ取得後の一括転送（BTAPPA） |
(a) レジストラが TLD の別のレジストラのドメイン名ポートフォリオのすべてではないが、一部を購入する、あるいは (b) 新たに認定されたレジストラが、取得レジストラが再販業者となった喪失レジストラから、すべてのドメイン名の転送を要求する状況において、レジストリオペレータに対して、RA 修正の仕様書にしたがって、一括転送の実行機能をレジストラに提供することを許可します。 |
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プロキシとあわせて、またはプロキシなしで、適用法に基づく登録の検証 |
レジストリオペレータが所定の管轄区において適用法令を順守するため登録検証を実施することを許可します。レジストリオペレータは、事前承認済 RA 修正言語オプションで特定された補足登録プロキシとあわせて、またはプロキシなしでこのサービスを提供することができます。 |
|
レジストリロック |
許可されたスポンサーレジストラの代表者のみが特定の拡張プロビジョニングプロトコル（EPP）ステータスの有効化または無効化を申請できるため、不注意によるドメイン名登録データの転送、変更、削除を防ぐことができます。 |
アーカイブ保存
このウェブページは、RSEP プロセスへの運用改善の一部として 2019 年 6 月に更新されました（ICANN 組織 ブログの投稿参照）。このウェブページのアーカイブ保存バージョンは こちらでご覧ください。