公益への責務に関する紛争解決手続(PICDRP)
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公益への責務に関する紛争解決手続(PICDRP)は、レジストリオペレータが、レジストリ契約(RA)の仕様11の公益への責務を遵守していない可能性がある苦情を解決します。
改訂された PICDRP - 2020年2月1日に発効
注:* 英語版のみ。
PICDRP常任パネルの現メンバーの紹介
- Scott R. Austin氏(米国)は、連邦裁判所における、また、国際貿易委員会(ITC)、商標審判部(TTAB)などの行政裁判所での審議前における特許、 商標、および著作権侵害に関する紛争の他、統一ドメイン名紛争処理ポリシー(UDRP)の手続、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)のコンテンツ紛争、独占禁止に関する紛争、インターネット関連の法律およびICANNのポリシーとガバナンスなど、知的財産に関する訴訟について深い知識を有しています。Austin氏は、プログラミングとメディア関連法に関する知識も有しており、 サービスとしてのソフトウェア(SaaS)、技術ライセンス、プライバシー、 アメリカ合衆国憲法修正第1条、パブリシティ権、データセキュリティカウンセリングなど、実践的な技術に関する業務にも、その知識を役立てています。
- David JA Cairns氏(スペイン)は、国際的な紛争解決を専門とするマド リードの法律事務所のパートナーです。UDRPに基づく紛争、新gTLDプログラム、世界知的所有権機関(WIPO)の簡易仲裁規則に基づく仲裁など、ドメイン名に関する商標権の紛争において豊富な経験を有します。
- Kevin P. Newmeyer博士(米国)は、ワシントンD.C.地域で、サイバー セキュリティ、国防、公共政策上の問題に関するコンサルタントを務めています。Newmeyer博士は、米州機構におけるアメリカ州と各政府おけるサイバー政策の開発と実施に関する豊富な経験を有しています。また、学術、政府、 民間企業、国際機関で30年以上に及ぶ専門的な経験があります。
- Megan H. Stifel氏(米国)は、豊富な経験を有するサイバーセキュリティと オペレーションを専門とする弁護士であり、政策の専門家でもあります。Stifel氏は、米国司法省に8年間勤務し、インターネットに関する犯罪や国家の安全保障上の問題とインターネットガバナンスに関するさまざまな問題について助言を行ってきました。
- Christopher To博士(香港)は、公認情報技術専門家、公認技術者、公認仲裁人、認定調停者、法律学の教授であり、現在はChartered Institute of Arbitrators-East Asia Branchにおける会長を務めています。20年以上にわたり紛争を処理し、解決してきた経験があります。
- Reynaldo Urtiaga氏(メキシコ)は、国際契約、政策、規制の解釈についての実務経験がある法学部の教授、仲裁人、法律顧問であり、商品、情報技術サービス、知的財産権など、国家間における企業間取引(B2B)の裁定に取り組んでいます。Urtiaga氏は、2003年以来、世界知的所有権機関(WIPO)のパネリストとして統一ドメイン名紛争処理ポリシー(UDRP)の事案を100件以上解決してきました。
以下の表に、PICDRPパネルに関連する報告書を示します。
パネル報告書の日付 | レジストリオペレータ(RO) | gTLD | パネル評価結果 | パネル報告書 |
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2017 年 3 月 14 日 | Top Level Spectrum, Inc. | .feedback | ROは、RAの仕様11のセクション3cに準拠していません | パネル報告書[PDF, 605 KB] |
2018年7月10日 | アメリカ全国薬事評議会連合会 | .pharmacy | ROは、RAの仕様11のセクション3cに準拠していません | パネル報告書[PDF, 208 KB] |
全ての契約遵守の執行に関する通知および遵守違反の状況については、https://www.icann.org/compliance/noticesを参照してください。
アーカイブ保存
このウェブページは、PICDRPの運用上の向上の一部として、2019年12月に更新されました (ICANN 組織ブログの投稿を参照) 。PICDRPのアーカイブ保存バージョンはこちらでご覧ください。