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基本gTLDレジストリ契約(RA)、仕様13、2013年度レジストラ認定契約(RAA)に関する2023年の包括的修正

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すべての翻訳されたコンテンツおよび文書の英語版が公式版であり、英語以外の言語の翻訳版は情報提供のみを目的として作成されたものです。

ニュース

2023年1月19日 - 投票期間は17:00(UTC)に開始されます。レジストリおよびレジストラは、2023年3月20日23:59( UTC)まで投票できます。

2023年1月17日および18日 - ICANN組織は、修正案を検討し、投票プロセスおよび手続きの概要を説明するために、2回のウェビナーを個別に開催しました。両方のウェビナーでは、アラビア語、中国語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語の同時翻訳が提供されました。言語別のウェビナーの録画は以下から参照いただけます。

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関連リソース

背景

2019年10月、ICANN組織が、gTLDレジストリステークホルダーグループ(RySG)とレジストラステークホルダーグループ(RrSG)との交渉を開始し、登録データアクセスプロトコル(RDAP)の運用要件を規定し、WHOISプロトコル経由で登録データディレクトリサービス(RDDS)を提供する義務のサンセット計画を定義するために、基本gTLDレジストリ契約(基本RA)および2013レジストラ認定契約(RAA)を修正することになりました。2021年6月に、ICANN組織と契約当事者が、ドメイン悪用活動レポート(DAAR)プロジェクトの指標をレジストラレベルに拡張する意向についても検討を開始し、 2021年10月にその概念について基本的な合意に達しました。その結果、以下の修正案が盛り込まれました。

  • RDAPの報告要件とサービスレベル要件。
  • レジストリおよびレジストラが、標準化された形式でICANNコンセンサスポリシーを遵守しながら、RDAPから応答することを保証するため、レジストリとレジストラの双方がgTLD RDAPプロファイルに準拠することの要求。
  • WHOISプロトコル(つまり、WHOISポート43およびWebベースのWHOIS)を介してRDDSを提供する義務が、改正の発効日の18ヵ月後に停止されること。
  • ICANNがレジストリから提供された既存のデータセットを研究目的で使用することを許可すること。この変更により、ICANNはDAARプロジェクトの指標をレジストラにまで広げて、レジストラ全体のDNSのセキュリティ脅威の状況を調査できるようになります。

ICANN組織とCPH NT(契約当事者の交渉チーム)の合意により、基本RA、仕様13、およびRAAの修正案がパブリックコメントのため、2022年9月6日に公開されました。2022年12月16日、ICANN組織はパブリックコメント概要報告を発表しました。

基本RAの7.7項、仕様13の11項、およびRAAの7.4項に記載されたプロセスに従って変更を実施するために、提案された基本RA、仕様13、およびRAAの包括的修正(基本RAの包括的修正、仕様13の包括的修正、RAAの包括的修正)が、当該レジストリオペレータ、当該ブランドレジストリオペレータ、および当該レジストラによってそれぞれ承認されなければなりません。包括的修正案は、ICANN理事会の承認も必要とします。

投票プロセス

2023年1月4日、ICANN組織から 正式な通知をレジストリオペレータとレジストラのプライマリ連絡先と法務担当者に送信し、投票期間が2023年1月19日17:00(UTC)に開始されることを通知しました。

2023年1月19日(木)17:00(UTC)に、命名サービスポータル(NSp)に登録されているレジストリおよびレジストラのプライマリ連絡先は、Votenetが運営する安全な第三者のオンライン投票プラットフォーム、eBallotから電子メールで連絡を受けとります。電子メールはnoreply@eballot.comから送信されます。

招待メールには、プライマリ連絡先が投票できるオンライン投票プラットフォームへの直接リンクが含まれています。オンライン投票は、ブラウザ機能を搭載するスマートフォンやデバイスからアクセスできます。

  • レジストリオペレータへの対応:レジストリのプライマリ連絡者のメールアドレスが、同じレジストリオペレータアカウントの複数のgTLDに関連している場合、投票はレジストリのプライマリ連絡者の同じメールアドレスに関連する各gTLDに適用されます。レジストリのプライマリ連絡先は、レジストリオペレータのアカウント1つにつき1通の招待メールを受け取ります。ただし、レジストリオペレータアカウントのgTLDに、固有のレジストリオペレータのメールアドレスが関連付けられている場合は除きます。かかる場合には、レジストリオペレータアカウントに関連付けられた固有のレジストリのプライマリ連絡先のメールアドレスに、個別に招待状が送信されます。
  • レジストラへの対応:レジストラのプライマリ連絡先のメールアドレスが複数のレジストラ(例、レジストラの関連団体)に関連する場合、投票は関連するすべてのレジストラに適用されます。

投票方法:投票方法では以下の2つの方法を選択できます。

  • 承認」 - 「承認」に投票すると、提案された包括的修正案を承認することを意味します。
  • 否認」-「否認」に投票すると、提案された包括的修正案を承認しないことを意味します。

当該のブランドレジストリオペレータは、1回の投票で以下の2つの項目に別々に投票します。1) 基本RAの包括的修正案への投票 2) 仕様13への包括的修正案への投票。

投票期間は60日間です。投票期間の終了後、Votenetが結果を集計します。各包括的修正案が承認されるには、レジストリオペレータの承認、レジストラの承認、およびブランドレジストリオペレータの承認(該当する場合)を受け、ICANN理事会の承認を受ける必要があります。包括的修正案が承認されない場合、今後の対応を協議するために交渉チームに差し戻されます。

投票結果の計算

レジストリオペレータの承認

基本RAの7.6(j)(ii)項に定義されているように、レジストリ運営者の承認は、以下の2つのしきい値を満たさなければなりません。

  • 直前の暦年の間のICANNに対する支払手数料の総額の2/3を占める該当レジストリオペレータが、レジストリ契約に従って、承認すること。直前の暦年の間のICANNに対する支払いは、ICANNが2022年に受け取った支払いを意味します。これは第6条の6.1項(レジストリレベルの料金)で定められています。
  • 当該レジストリオペレータの過半数(50%以上)の承認がこの投票期間に得られた場合に、修正案が可決されます。この場合、各当該レジストリオペレータは、適用されるレジストリ契約に基づき当該レジストリオペレータが運営する各トップレベルドメインについて1回投票できます

ブランドレジストリオペレータによる承認

基本RAの仕様13の9項で定義されているように、ブランドレジストリオペレータの承認は、以下の2つのしきい値を満たさなければなりません。

  • 直前の暦年の間のICANNに対する支払手数料の総額の2/3を占める該当ブランドレジストリオペレータが、適用されるブランドレジストリ契約に従って、承認すること。直前の暦年の間のICANNに対する支払いは、ICANNが2022年に受け取った支払いを意味します。これは第6条の6.1項(レジストリレベルの料金)で定められています。
  • 当該ブランドレジストリオペレータの過半数(50%以上)の承認がこの投票期間に得られた場合に、修正案が可決されます。この場合、各当該ブランドレジストリオペレータは、適用されるブランドレジストリ契約に基づき当該レジストリオペレータが運営する各トップレベルドメインについて1回投票できます

重要なお知らせ:当該ブランドレジストリオペレータは、基本RAの包括的修正案と仕様13の包括的修正案の両方に投票する必要があります。

レジストラの承認

各当該レジストラは、1回の承認につき1票の投票権を有するものとします。RAAの1.18.1項で定義されているように、レジストラの承認は、以下のしきい値を満たさなければなりません。

  • 当該レジストラにより管理されている登録ドメイン名合計数(TDUM)の90%を占める当該レジストラが承認していること。RAAでは、各当該レジストラの関連団体によるTDUMは、分子・分母の両方が、第5位の当該レジストラの関連団体(管理されている登録ドメイン名の数で測定)のTDUMを超えないと定められています。つまり、第5位の当該レジストラの関連団体のTDUMは、第4位の当該レジストラの関連団体のTDUMに置き換えられ、TDUMはこの置換の結果に応じて更新されます。

当該レジストラの投票価値は、投票期間の終了前に入手可能な各レジストラの最新のトランザクションレポートに基づいて最終的に計算されます。

投票の集計と結果

このセクションは、投票が開始されると更新され、承認に関する各しきい値に対する投票の進捗をグラフィックで表示します。

追加リソース

このWebページは、基本RAとRAAの条項を要約し、参考資料とすることを目的としています。疑義を避けるために付言すると、本書に含まれるいかなる表明も、基本RAやRAAの条項をいかなる形でも修正または補足するものとはみなされません。このWebページで使用されている大文字の用語および参照セクションの意味は、基本RAとRAAで定義されています。

過去のニュース

2022年9月6日 - 基本RA、仕様13、RAAの包括的修正案に関するパブリックコメントの実施

2023年1月4日 - レジストリおよびレジストラのプライマリ連絡先および法務担当者は、投票期間が2023年1月19日17:00時(UTC)に開始することをレジストリおよびレジストラに通知する電子メールを受け取るものとします。

Domain Name System
Internationalized Domain Name ,IDN,"IDNs are domain names that include characters used in the local representation of languages that are not written with the twenty-six letters of the basic Latin alphabet ""a-z"". An IDN can contain Latin letters with diacritical marks, as required by many European languages, or may consist of characters from non-Latin scripts such as Arabic or Chinese. Many languages also use other types of digits than the European ""0-9"". The basic Latin alphabet together with the European-Arabic digits are, for the purpose of domain names, termed ""ASCII characters"" (ASCII = American Standard Code for Information Interchange). These are also included in the broader range of ""Unicode characters"" that provides the basis for IDNs. The ""hostname rule"" requires that all domain names of the type under consideration here are stored in the DNS using only the ASCII characters listed above, with the one further addition of the hyphen ""-"". The Unicode form of an IDN therefore requires special encoding before it is entered into the DNS. The following terminology is used when distinguishing between these forms: A domain name consists of a series of ""labels"" (separated by ""dots""). The ASCII form of an IDN label is termed an ""A-label"". All operations defined in the DNS protocol use A-labels exclusively. The Unicode form, which a user expects to be displayed, is termed a ""U-label"". The difference may be illustrated with the Hindi word for ""test"" — परीका — appearing here as a U-label would (in the Devanagari script). A special form of ""ASCII compatible encoding"" (abbreviated ACE) is applied to this to produce the corresponding A-label: xn--11b5bs1di. A domain name that only includes ASCII letters, digits, and hyphens is termed an ""LDH label"". Although the definitions of A-labels and LDH-labels overlap, a name consisting exclusively of LDH labels, such as""icann.org"" is not an IDN."