追加Whois情報ポリシー
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ICANN 認定レジストラおよびgTLDレジストリは、Webページおよびポート43により特定の登録データにクエリーベースのアクセスを提供するには、ICANNとのそれぞれの契約内容に準拠する必要があります。この追加Whois情報ポリシーにより、レジストラおよびレジストリはそれぞれのWhois出力情報に追加情報を含めることが求められます。これにより、Whoisユーザーは登録のスポンサーとなるレジストラを識別し、レジストリおよびレジストラが使用するステータスコードを理解しやすくなります。
- ドメイン名登録ステータスをWhois出力に含めるレジストラおよびレジストリは:1
- 各EPPステータスコードによってのみステータスを参照し、
- 各EPPステータスコードについて説明および定義しているICANNのWebページへのリンクまたはURLをEPPステータスの横に表示します。URLの一覧はhttps://www.icann.org/resources/pages/epp-status-codes-list-2014-06-18-enを参照してください。また、
- 以下のメッセージをWhois出力に含めます:「Whoisステータスコードの詳細は、を参照してくださいhttps://icann.org/epp」*
* 以前セクション1(c)に含まれていた上記リンクの長い形式、つまりhttps://www.icann.org/resources/pages/epp-status-codes-2014-06-16-enでもAWIPに準拠しています。
- レジストラは自身または別のレジストラまたはレジストリのWhoisサービスからWhoisデータを提供するとき、上記のリンクおよびメッセージを削除してはいけません。
- レジストリはICANNが発行したGURID(Globally Unique Registrar Identification)番号(一般にIANA IDとして知られる)をWhois出力に次の形式で含める必要があります:
スポンサーのレジストラの IANA ID:99999
備考: 追加Whois情報ポリシー (AWIP)は、2012年5月6日にコンセンサスポリシーとしてICANNに採択されました。このポリシーは2016年1月31日に有効になります。ICANN認定レジストラおよびgTLDレジストリは、有効日を以って、認定されたか、または管理するすべてのトップレベルドメインで、自身がスポンサーとなる登録について、AWIPに準拠する必要があります。
このポリシーの目的は、EPPステータスコードの意味をWhoisデータで明確にし、WhoisでGURIDによるレジストラの一貫性のある識別を求めることです。
背景:2009年6月24日、PDP(ポリシー策定プロセス; Policy Development Process)がIRTP(Inter-Registrar Transfer Policy; レジストラ間の移転ポリシー)に関連して立ち上げた立ち上げたGNSO評議会 (http://gnso.icann.org/en/council/resolutions#200906 - 決議 20090624-2) およびPDPワーキンググループ(IRTPワーキンググループB)が、勧告#8: 「レジストラロック」ステータスに関するWhoisステータスメッセージの標準化および明瞭化を含む最終報告書を勧告事項一式と共に2011年5月30日に提出しました(http://gnso.icann.org/issues/transfers/irtp-b-final-report-30may11-en.pdf [PDF, 971 KB])。2011年6月22日、GNSO評議会は、「レジストラロック」ステータスに関するWhoisステータスメッセージの標準化および明瞭化に関する勧告の承認について考慮する前に、ICANNのスタッフにこの勧告を満たすために技術的に実現可能な方策を確実に開発できるような提案を提供するように要求することを決議しました。この要求に対して、ICANNのスタッフはワーキンググループと相談して提案を作成し、パブリックコメント向けに投稿し、最終的に2012年2月16日にGNSO評議会にて採択されました(http://gnso.icann.org/en/council/resolutions#20120216-1)。勧告および提案に関する別のパブリックコメントフォーラムにの後に(http://www.icann.org/en/news/public-comment/irtp-b-rec8-21feb12-en.htm)、ICANN取締役会はこれらを2012年5月6日に採択しました。(https://www.icann.org/en/groups/board/documents/resolutions-06may12-en.htm#1.5)
別のGNSOワーキンググループ(IRTPワーキンググループC)には、2011年9月22日に、レジストリがレジストリに独自のIDではなくIANA IDを使用する要件によりプロセスを合理化できるかどうかなど、IRTPに関する3つの疑問について検討しました(https://community.icann.org/display/gnsoirtppdpwg/3.+WG+Charter)。このワーキンググループはパブリックコメントの対象となる一次報告書を発表し、続く最終報告書は2012年10月17日にGNSO評議会に採択されました。別のパブリックコメントフォーラムの後、ICANN取締役会は最終報告書の勧告を2012年12月20日付で採択しました(http://www.icann.org/en/groups/board/documents/minutes-20dec12-en.htm#2.a)。
1 この要件は、レジストラまたはレジストリに対して、ドメイン名のステータスをWhois出力に含めることを求めるものではありません(ただし、すでにそうすることが義務付けられている場合は除きます)。しかしながら、ドメインのステータスをWhoisに含むレジストラおよびレジストリは、そのステータスは各EPPコードの形式であり、本ポリシーのその他の要件を満たす必要があります。